オチンチンクラミジア感染症の患者は、アップ・急増という勢いで増えています。これは、悪気はなくとも、自分が感染していることに気づかないまま、あちらに感染させてしまう、ということが、オチンチンクラミジア感染症の場合には、起こり得るということが、原因の一つです。さて、オチンチンクラミジア感染症ほどの勢いではありませんが、患者の漸増が指摘されておる、言わば古典的な性感染症といえるのが、梅毒です。梅毒とは、梅毒トレポネーマの感染によって起こる病魔です。梅毒トレポネーマに感染してから3ヶ月までを第１期、3ヶ月先3年齢までを第２期、3年齢から10年齢までを第３期、それ以降を第４期といった区別しています。第２期までを初期梅毒といったいい、この時期は、見た目も派手に出現しますので、気づくチャンスがあります。この際診断をすれば、完治することが多いので、初期探知・早期治療を心がけてください。代表的な見た目は、感染のあった部位にしこりができ、潰瘍になったり（硬性下疳）、感染部位の近くのリンパ節がはれたりすることが、あげられます。また、感染から２,３ヶ月後には、情熱が出たり、前身のリンパ節がはれたり、梅毒疹という特有の吹き出物が現れます。第３期以降は、診断をしても治癒が難しく、五臓六腑や脳に不自然が現れるなど、重大なシチュエーションを招くことが多いです。